指導の目的と方針
5科目の学習のみならず、主体的かつ自立した生活習慣を身につけ、知的好奇心を高めることを目的としています。目的を設定し逆算することで『いつまでにやれば間に合うか』、『何をしなければならないか』、『実行できるかどうか』、『結果を出せるかどうか』、『(成功時も失敗時も)なぜこの結果になったのか思い返す』ことが重要であると考えており、そのために、お子様自身で問題を提起・解決し、また情報を正しく判断できる状態に仕上げることを目指しています。
つまり、親や先生が指示を出し、予約を決め、宿題を出し、勉強させられ、言われるがままやった結果、たとえ成績が上がっても自分の意思が少しでも介入しない状況では『自分でやった感』が無いので、主体的なヤル気の再現性・継続性が出るのは凄いこと、出なくてあたりまえ。そんな状態を回避するため、当塾では具体的に以下のようなカリキュラムを導入しています。
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学習計画はお子様が決める(目的の確認〜準備)
- 一定期間の学習範囲を事前に当塾で指定(主にテストの予想範囲)
- 上記範囲内で、お子様が自由に期間内で完了するように計画
- 教室の利用予約、学習の進行管理、目標と現状の乖離を日々調整するチカラを育成
- 当塾からは、必要に応じて計画作成のサポートや助言が中心
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計画通りかどうかを確認して予約を調整(実行〜結果)
- 毎回の学習後に『報告書』を作成
- 報告書をもとに当塾で次回の教室予約
- 進度が遅れている場合は追加予約を指示
- 前文のように「いつ・何を・実行して・結果が出たら・理由を考える」を重要視
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教室利用中の息抜きや雑談は自由、指導枠を跨ぐ場合は昼食や夕食もOK!
- お子様自身がしっかり予定通り進められるなら、自由に休憩時間を決定
- 学校教育以外にも「こういう仕事は、こういう事をやるんだよ」という基礎的な知識や実務にも自然と触れられる場を提供(進路決定の参考)
- 法律(学術・知識・実務)
- 政治(学術・知識・実務)
- 経済(学術・知識)
- 経営(学術・知識・実務)
- 議論・討論(知識・実務)
- 簿記・会計(知識・実務)
- 情報・PC(知識・実務)
- 工業・製造(知識・限定的な実務)
- 社会制度(知識・教養)
- 社会保障(知識・教養)
- 日本企業(知識・教養)
- 現代日本(知識・教養)
- 国際情報(知識・教養)
※ 当塾の責任者が文系大学卒業のため文系分野が中心となっていますが、現代社会を理解し、社会制度と社会保障を知ったうえで、自分の進路を決めるという点において期待に沿えると思っております
※ 上記の内容は教材を用いて本格的に学習するわけではなく、それぞれの進路や分野でどういうことをするのか、それが自分に合うかどうかを 進路確定前に実務を踏まえ経験してみることで、数年後に「好きだけど合わなかった」ということがないよう、お子さまに適した進路を選択する手助けが目的です
※ 当塾では主要5科目だけでなく、モノの考え方や多面的な見方、問題解決など生活全般に関わることを自然と身につけてもらうことも念頭にカリキュラムを組んでいます